函館浪漫紀行 (1)  函館市街巡り  イバイチの
旅のつれづれ


函館浪漫紀行(平成18年5月22日〜5月24日)

1.函館市街巡り
 平成18年にJR東日本が売り出したJR東日本の鉄道全線と函館まで一日乗り放題の乗車券と自由席特急券及び普通指定4回がセットになって6千円の「JR東日本乗り放題パス」という期間限定の商品があった。そのパスを一人当たり2枚購入して今(平成24年)から6年前の平成18年5月に函館の夜景などを2泊3日で見に行く計画を立てた。

 水戸を朝7時に出て特急「ひたち」で上野まで行き、東北新幹線「はやて」で八戸に12時に着いた。八戸から特急「白鳥」で青函トンネルのある津軽海峡線を通り、函館には15時12分に着いた。8時間も電車に乗っていたのでいささか疲れた。現在(平成24年)は新幹線が新青森まで開通しているので、もっと早く着くのかと思い時刻表を調べたが、函館到着は15時10分で殆ど変わらない。新幹線延引の効果は連絡待ち時間の増加で相殺されたらしい。

 今回の計画は初日に元町の重要伝統的建築群保存地区周辺を見物し、夜は函館山から夜景を楽しみ、翌日はレンタカーのホンダフィットでトラピスチヌ修道院から大沼公園に行き、時間があれば五稜郭まで足をのばし、最後の日は函館ベイエリアを散策し帰宅と盛沢山だった。そのため初日の宿は駅や函館朝市に近い、ホテル・ニュー・オオテという朝市での朝食付き¥4,850というプランで申し込んだ。

 函館駅に着き、近くの函館朝市の前にあるホテルに荷物を預けて函館朝市前のバス停からLCSA(レクサ)元町という観光名所循環バスに乗る。このバスは函館駅からロープウエイ、元町、ベイエリアなどを循環するバスで大人100円均一の便利な乗り物である。(写真は函館朝市前のバス停と循環バス)

 函館は幕末の安政元年のペリー来航により締結された日米和親条約で伊豆下田と共に日本で最初に開港した所である。実際に開港したのは安政6年(1859)で函館市では平成21年(2009)に函館開港150周年記念としていろんなイベントを行った。
この安政6年に建立された教会がカトリック元町教会、ハリストス正教会である。その後明治大正時代に多くの西洋式建物が建てられ、それらが函館元町末広町重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

 ロープウエイ山麓駅前でバスを降りると、最初に目につくのが聖ヨハネ教会である。明治7年にプロテスタント系の教会として建てられたが、現在の建物は昭和54年に改築された物だそうである。正面からの写真が無かったので、函館散策元町編というネットから転用させて貰った。(写真は転用した正面の写真、側面の写真、側面からの桜、木蓮の花を前景にした写真)

 聖ヨハネ教会の斜め向かいにカトリック元町教会がある。安政6年にフランスの宣教師が始めたものだが、度々の火災で類焼し大正13年に再建されたのが現在のゴシック様式の教会である。六角屋根の大鐘楼に風見鶏が付いているのが目印である。聖ヨハネ教会やこのカトリック元町教会にはモクレンや牡丹桜などの花が綺麗に咲き、建物とよく調和していた。

 函館ハリストス正教会は聖ヨハネ教会、カトリック元町教会と共に三角形の一辺を形づくっているロシア正教会の寺院である。安政6年にロシア領事館の礼拝堂として建てられ、現在の建物は大正5年にビザンチン様式で建築されたものである。三つの教会の中でもこのハリストス正教会は姿が美しく港町函館のシンボルになっているそうである。

 次に元町公園の山側にある旧函館区公会堂に行く。パステルブルーの壁面を鮮やかなイエローで縁取った明るい感じの洋館で明治43年に建てられたものである。国の重要文化財に指定されており、入場料300円を払えば室内も見られるのだが、それは敬遠して山下公園に下りる。
 ここには箱館奉行所や開拓使が置かれて道南地方行政の中心だった場所であり、旧函館区公会堂も公園内である。またルネッサンス風の洋館を復元した旧北海道庁函館支庁舎があり、現在は函館写真歴史館として利用されている。公園の中央階段からは函館山をバックに旧函館区公会堂が望まれる。階段わきの花壇はチューリップが満開だった。(写真は旧函館区公会堂、函館写真歴史館、函館山とチューリップ)

 元町公園から海岸に向かって基坂通という広い坂道があるがその右手に函館市旧イギリス領事館がある。安政6年(1859)の開港とともにアメリカ、ロシアに次いで開設された領事館である。昭和9年に閉鎖されたが、その後復元され、現在は開港記念館として一般に開放されている。ここも入場料300円で館内を見学できるそうである。

 坂の街函館の代名詞になっている八幡坂から港を眺める。遠く湾内に摩周丸を見下ろす風景は記念撮影のスポットになっていると後から聞いた。写した時はそんな場所とは知らず景観が素晴らしいと思ってシャッターを切ったのだが、アルバムに貼るときにはハリストス正教会などと共に大きく引き伸ばして貼れるような良い写真になった。

 夕方になって函館山ロープウエイにほど近い北風家というフランス懐石料理店でゆっくり食事をした後、函館山に夜景を見に行った。風が強くまた観光客が多く居て三脚を立てる場所を確保するのが難しかったが、何とか割り込んでまあまあの写真になった。雨や霧にも会わず夜景も写せたで良かったと思う。

 帰りにハリストス正教会のライトアップされた夜景を撮り、更にベイエリヤまで下りて赤レンガ倉庫を写した。夜景は三脚を立てるのが必須条件だが、それでもちょっと油断をすると最後の写真のようにぶれて失敗作になってしまう。 (H22-9-14訪)

(以下次号) 

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