山陽路点描の写真集(フォトブック)を造る

 2021年8月22日 (日)
 2021年(令和3年)7月に引き続き、、「しまうまプリント」で山陽路点描のフォトブックを作った。 

 平成23年(2011)10月11日から11月14日にかけて始めて茨城空港出発の安芸の宮島から神戸ベイエリアへの山陽路点描という旅をした。
 まだ茨城空港が開港して1年半の事で、スカイマークが北海道、神戸、福岡、沖縄への往復空路を1日1~2便始めたばかりで、旅行会社のツアーは無く、自分で工程表を作って行先、泊まる宿、費用などを計画していた頃である。

 内容は
 1.日本三景の一つ安芸の宮島参詣
 2.日本最初の近代美術館である大原美術館、倉敷美地区見学
 3.日本三名園の一つ岡山後楽園と岡山城見学
 4.神戸ベイエリアの夜景見学,神戸港遊覧船乗船である。
(写真は今回のフォトブックの表紙)


1.安芸の宮島
 
  茨城空港13:00発のスカイマークB737機は定刻の14:20に到着し、新幹線で新神戸から広島まで行き、山陽本線で宮島口まで行く。そこからJRのフェリーで宮島桟橋まで15分の船旅である。








 翌日は厳島神社とその周辺の観光をして午後倉敷に向かった。




2.大原美術館、倉敷美観地区

 大原美術館本館の西洋近現代の絵画の最後の部屋にはエル・グレコの「受胎告知」だけが展示されていた。幸い他の観客はおらず、備え付けの椅子に腰を下ろし、何時までも見飽きない作品を、じっくり鑑賞できた。


 大原美術館は倉敷美観地区の入口にある。美観地区の先には旧倉敷紡績の跡地が倉敷アイビースクエアーとして整備されてホテルやレストランなどが立ち並んでいる。その一画に児島虎次郎記念館がある。
 児島虎次郎は大原孫三郎の援助により、ベルギーのケント美術アカデミーに入り3年後首席で卒業した。その後2度目のヨーロッパ留学をし、サロンに出品した作品がフランス政府買い上げになり、サロン・ド・テ・ナショナルの正会員に推挙された。
 虎次郎は孫三郎の依頼により多くの絵画や美術品を購入したが、昭和4年に急逝した。大原孫三郎は大いに悲しみ、その霊を慰めるために、翌年設立したのが大原美術館である。

3.日本三名園の一つ岡山後楽園と岡山城見学







  岡山後楽園は、岡山藩主の池田網政が造らせた庭園で、明治になり岡山県の所有になった時「先憂後楽」の言葉から改名した。金沢兼六園、水戸偕楽園と並ぶ日本三名園の一つである。
 唯心山の手前に、「沢の池」という名前のある四つの小島を持つ園内最大の池があり、錦鯉が沢山泳いでいた。

4.神戸ベイエリアの夜景見学,神戸港遊覧船乗船

 以前、神戸山の手の北の異人街から六甲山には,行ったことがあるが、ライトアップされたウオーターフロントには行ったことが無いので、少し奮発して、ミナト神戸の夜景を満喫することにした。














神戸ポートタワーは昭和38年(1963)に展望用タワーとして建設され、高さ108mの鼓を長くしたような双曲面構造という外観から「鉄塔の美女」とも称されており、日本で初めてライトアップされた建造物だそうである。宿泊した神戸メリケンパークオリエンタルホテルの部屋から正面に良く見えた。
 翌日は神戸空港11時10分発のスカイマークに搭乗し12時25分に茨城空港に帰着した。


(写真をクリックすると大きくなります)

(この項目終わり)

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