「イバイチの奥の細道漫遊紀行」改訂について

       2010年10月1日 (金)
 このブログは平成19年2月からスタートして、奥の細道めぐりを書いてきたが、何とか平成21年8月に最後の「参考文献」の章をアップして完了出来た。その後は他の紀行文などをアップしていたが、月日が過ぎるとブログでは1年以上前にアップしたものを再読するには時間が掛かり、後からじっくり見るには適当ではないことが分った。

 そのため、どこからでも読みたい章に行けるようにと考えて、新しく「イバイチの奥の細道漫遊紀行」と題するホームページを作成し、同じ平成21年8月にアップした。目次の項目を追加したが他の内容はブログの「奥の細道漫遊紀行」とほぼ同じである。

 ホームページ作成は基本も分からずに始まったが仲間のアドバイスと、ホームページ作成ソフトを頼りにブログ以上に悪戦苦闘しながら、東京の深川を出発して、結びの地大垣までの道のりをたどることが出来た。更に芭蕉の生地である伊賀上野と、墓のある義仲寺まで記して完成したのは平成22年5月だった。

 このホームページ完成により、一応読みたい場所にはトップページから直ぐ行けるようになったので一安心だと思っていた。しかし今年2月にパソコンのメモリーが足りなくなり、「ウインドウズXP」から「ウインドウズ7」に買い換えた時、ディスプレイも17型ワイドから20型ワイドに大きくした。

 そうすると画面の幅が広くなるので、文章(紀行文)が一目で見える範囲を越えて読みづらくなってしまい、最悪の場合は読者の読む気が無くなってしまうのではないかと考え、表示する幅を短くしなければいけないと思うようになった。

 私のホームページは「ホームページビルダー13、14」というホームページ作成ソフトで作成していたが、マニュアルには勿論、解説書にも文章のページ幅を規制する方法が載っていないので、「HTML&スタイルシートレイアウトブック」という本を購入し、読みやすい幅に固定するには「width: 600px」、文章を中央揃えにするには「text-align:center」、左揃えにするには「「text-align:left」、と指定することなどが分かった。

 しかしこの本にはそれを「スタイルシート(cssシート)」であらわす方法が説明されていたので、「スタイルシート」についても学ばねばならず、暫くはお手上げの状態だった。しかし、気を取り直しインターネットでも調べて、ようやく「ホームページビルダー」の《HTMLソース》タブに入れる方法が判り、《プレビュー》タブでも幅が狭い文章が表示された。これで良いと勇躍ホームページにアップした。しかし作成ソフトではうまくいくのだが、ホームページでは以前と同じ長いままの幅で表示されてしまうのである。いよいよ困って「ホームページビルダー」の発売元であるIBM社にtel したが、「スタイルシート」関連のサポートはしていないと言われてしまった。

 もうこうなったら自分で道を開くしかないと考え、まず基本からじっくり勉強しようと「HTML/XHTML&スタイルシートレッスンブック」(ステップバイステップ形式でマスターできる)という300ページ以上ある本を購入し、初歩からの再スタートをすることにした。この本では使用するXHTMLタグの説明がそのつどあってどういう時にどのタグを使えば良いのかよく判るようになっている。

 試行錯誤の末、文章幅については 「div { width:800px; text-align:left;  border-style:none;padding:20px; margin: 7.5pt 0mm;line-height:150%;  font-size : small; font-weight : normal; } 」 の「スタイルシート」を作成し、本文のHTMLの必要範囲を「 <div> から </div> 」で括れば良いことになったのだが、詳しい説明は省略する。

 昨日(9月30日)この方法で「トップページ」から「平泉」までの20数章を800px幅に改訂してアップした。600pxでは写真が入ると少し短すぎる感じがしたからである。そして「参考文献」の章を追加した。残っている章も1〜2週間で改訂する予定である。従来より読みやすくなったかどうか比べてほしい。