山の家でピザつくり 2017年 11月 5日 (日) |
平成29年(2017)11月3日。所属クラブであるホームページの会のメンバー6人で講師のKさんの香林庵と名付けられた山の家に行き、そこでピザを作り、食べながら懇親会を催すことになった。
Kさんは約20年前に茨城県常陸太田市の山中に600坪の山林を購入し、それを開拓して畑を作り、山小屋風の作業小屋を作り、ピザを焼く窯や竹炭を作る窯などをほとんど家族だけで作り上げたということである(写真は香林庵の建物とピザの窯〔向かって右側〕と竹炭を作る窯〔向かって左側〕) 前夜の雨も上がり、好天の中を大甕駅から同じメンバーの車に同乗させて貰い、山道を登ること約30分弱で到着した。入口に通ずる道路は坂道が急だったので上れず、下の少し広い道路の隅に置いて数百メートルの小径を登ると開けた畑があり、そこが香林庵という山の家だった。(写真は入り口付近からの眺め) 山の家は一部本職の手伝いを受けたそうだが、ほとんど素人で作ったという立派な建物である。中にあるピザの窯の前で、Kさんがすでに火を燃やして窯を温めてくれていた。通路に沿って菊がたくさん花をつけていた。(写真はメインの建物、火を燃している窯、東通路から眺めたメインの建物) 前方は竹林で後方は松やクヌギなどの山林に囲まれ、裏の方にはシイタケを栽培する原木が立掛けられており、また蕨やタラの芽などの山菜を採る一隅がある。山の家に沿ってテーブルと腰掛の付いた庭テラスが設置されていて自然の光を浴び、そよ風を受けながら食事などが出来るようになっている。(写真は蕨の生える場所、広々とした庭テラス) その奥には大きなビニールハウス風のネットで囲まれたブルーベリー畑があり、食べきれないほど沢山の実がなるそうである。前方の畑には大根や白菜、ブロッコリーなどが植えられ、よく手入れされている。畑の先は竹林で、タケノコが取れるようになっており、自然の恵みを満喫できる山の家である。(写真はブルーベリー畑、野菜畑、竹林) 一回り庭を見せて貰った後、早速ピザ作りを始めた。本格的にピザを作った人はKさんしかおらずその指導を受けて、料理教室に行った人やソバつくりをやった人がいたのでその人を中心にして、すでにミックスされた粉を使って生地を作ることから始めた。(写真は生地作り) 生地を練り上げ、団子にしてしばらく発酵させ、その後めん棒で生地を広げる。次にソースを塗り広げて、ねぎ、トマト、ハム、ピーマン、サラミソーセージ、チーズなどをトッピングして窯に入れて焼くのである。(写真は丸めて発酵中の生地、めん棒で生地を伸ばしソースを塗り広げているところ、トッピング作業をしているところ、トッピング完了の生地) トッピングしたピザ生地をパーラーという道具で窯に入れる。(写真はパーラーに粉をふりかけ右端の生地を乗せるところ、パーラーに乗せた生地2景、窯に入れたパーラー2景) 焼けるまで数分待って、裏側が焼ければ出来上がりで皿に移す。それを準備した枚数だけ繰り返すので大変である。(写真は窯の中の生地同じく焼け具合を見るところ、パーラーから皿に移すところ、出来上がったピザ2景) 今回は12枚焼く予定で、途中火力が弱くなったので6枚終わったところで小休止にした。ちょうど昼近くなったので、外の庭テラスで飲み物やほかの食べ物を出して昼食になった。(写真はピザやその他の食べ物や飲み物) 一休みした後、残りの6枚を焼き、その後、Kさんが栽培していたシイタケのバター焼きを頂き、ビールやワインを飲み、いろんな話に花を咲かせた。今日は風もなく、日の光を全身に浴びて幸せな気分に満ちた一日だった。(写真は焼いたシイタケ、のどかな苑内風景2景) |