甲信’09秋紀行 (3) 八千穂高原など  イバイチの
旅のつれづれ

霧が峰

 翌日、岡谷ICから国道142号線に出て和田峠に上がり、ビーナスラインを八島ヶ原湿原に行く。夏とは違い訪れる人も少なく閑散としている。八島ヶ原湿原はすっかり草紅葉に変わり、すすきの穂だけが日の光を反射して輝いている。

 夏の盛りにはニッコウキスゲの強烈な真黄色の花で覆われる強清水を過ぎると、草原の中に点在する樹木林が多くなり、木々はすっかり秋の装いになっている。今日も天気が良く北八ヶ岳の山並みが見渡せる。車山への上り口を過ぎると黄葉に囲まれた白樺湖が眺められ、さらにその先には蓼科山が大きな山容をのぞかせていた。

 白樺湖も10月中旬の平日ともなれば観光客は殆どいないが、湖畔は今が秋の真っ盛りである。静かな湖面に映る白樺の明るく黄色の色彩を勿体ないと思いながらいつまでも眺め、たたずんでいた。


八千穂高原

 ビーナスラインから奥蓼科温泉群を横目に見て国道299号線のメルヘン街道に入る。国道299号線は茅野市から麦草峠で北八ヶ岳を横断し、佐久穂町(佐久町と八千穂村が2005年に合併した)に到る区間をメルヘン街道と称している。途中にある麦草峠は標高2,127mで国道では志賀草津道路(国道292号線)の渋峠(標高2,172m)に次ぐ高さである。峠には麦草ヒュッテという登山基地兼休憩所があるが、最近は駐車禁止になっており、近くのトイレがある場所に駐車場が出来た。(写真は麦草ヒュッテ)

 麦草峠から少し下ったところに白駒池入口があり、何時の間にか有料駐車場が設置されていた。メルヘン街道も通る車が多くなり、何処にでも駐車できる状態ではなくなったようである。

 更に下ると小海町松原湖方面への分岐点に着く。此処には「レストハウスふるさと」という休憩所があり、トイレや食堂もある。晴れていれば佐久平から浅間連山に至る雄大な眺望が見られる。このあたりには蓮華つつじの集落があり、シーズンには白樺の木々の間に赤いつつじの花が明るい彩りを添えるのである。

 メルヘン街道を進むと 間もなく八千穂高原スキー場口を経て八千穂高原自然園に着く。このあたりは50万本あるといわれる日本有数の白樺群生地である。青空の下、白樺の白い幹と黄色くなった葉。そこに真赤に染まった山紅葉が点在している風景はいつ見ても目を洗われるようである。今回は残念ながら白樺林を貫く道路が工事中で入れず、また紅葉の色がいまひとつで、あまり良い写真が撮れなかった。

 此処には八千穂レイクと駒出池という二つの沼がある。駒出池はキャンプ場になっているが、シーズンも終わりで静寂そのものだった。八千穂レイクは釣りが出来るのでいつも釣人が何人か来ている。湖畔の木々は黄色く色付き、秋たけなわの風景だった。
 (写真は八千穂レイク)

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