令和元年 花畑・菜園便り (2) 2019年 6月3日 (月) |
平成31年は5月から令和元年(2019)になりました。前回の「平成31年花畑・菜園便り(1)」から、令和元年「花畑・菜園便り」(2)としてを引き続き書き継いで行きます。
前回まではブログとホームページに同じ内容をアップしていましたが、小生が使用しているNiftyの「ココログ」というブログが今年の3月にリニューアルしてから不具合が続き、以前のようにうまく出来なくなったため、ブログの方にはその時々の花の写真を乗せるだけにしてホームページの方だけに1ヶ月分を従来通りのやり方で報告することにしました。 今回は5月の「花畑・菜園便り」です。 [花畑] 5月の花壇は一面に咲き広がる花菱草で始まる。毎年こぼれ種から黄色や白の花を咲かせる。黄色が多いが花壇一つ一つの花は小さいけれど花壇一杯に黄色に輝く花の集合体は圧巻である。 ナデシコは赤色と紫ピンクの2種類がそれぞれ10株ほど植えてある。大きく撮ると強烈に人目を引きつける。 紫の花はアグロステンマ(和名むぎなでしこ)という名で、地中海原産の「畑に美しく咲く」という意味を持つ花だそうである。昨年10月に園芸店で種を購入し、ポットで冬越しさせ、今年3月に定植させた花である。 5月初めには藤の花も咲き、すずらんも同じ頃毎年花を咲かせる。 クレマチスも咲き始めた。「クリムソンキング」という品種で、明るく派手な感じのクレマチスである。ほかの種類もあるがそれは咲いた時に紹介したい。 あとの2枚はシラン(紫蘭)である。毎年、半日陰の場所で花をつける。花言葉は「あなたを忘れない」「薄れゆく愛」など少し寂しい意味がある。緑の広い葉の先に可憐な紫の花があるので、少し儚げに思えるのかもしれない。 つるバラは白色と黄色しかない。手前にある赤のハイブリッドローズも咲きだした。バラは薬や肥料などで世話が大変なので、クレマチスに切り替え中である。 今から24年前の平成7年(1995)に山梨県櫛形山に登った時、2株だけ購入したあやめが増え、庭のはずれで毎年花を咲かせている。櫛形山(標高2052メートル)はアヤメの群生地として知られた山だが、最近はシカの食害に逢い、アヤメはだいぶ減ってしまったようだ。 カワラナデシコは5月の終わり近くに咲きだした。山上憶良が秋の七草として詠んだ「萩の花、尾花(をばな)葛花(くずはな)なでしこの花、をみなへしまた藤袴(ふじばかま)朝顔の花」にあるなでしこはカワラナデシコのことであり、万葉集にも多く詠みこまれているそうである。 カワラナデシコは秋の花ということだが、この辺りでは6月前から咲きだしている。 [菜園] イチゴは食べ頃になってきた。 3本植えた小玉スイカは順調に育っているようだ。ジャガイモは除草と余分な茎を引き抜き、肥料をやって土寄せをした。間もなく収穫である。イチゴは今年は5月が暑かったせいで不作だった「 ソラマメは5月中旬からビールのつまみに食べ始めたが、これも暑さのせいか実りが少なく。半月しか食べられなかった。 5月の終わりに玉ねぎを収獲した。これは例年通り豊作で良かった。 小さな農園だが、少ないながらも新鮮な野菜が食べられ、直ぐに伸びる雑草をとり、天候や気温を一喜一憂しながら毎日を過ごすと、何とか生きている感じがする。 (この項終り ) top↑: |